はい、かずきです!
あなたは、タイトルを見て不安を感じたかもしれません。
「動画とかでは、女の子たちがすっごく気持ち良さそうに見える」
「いや、後ろから激しくされたけど、頭が真っ白になるくらい気持ちよかったよ?」
「彼氏が激しくしてきたけど、摩擦がすごくてじんじん痛いだけだった…」
そう、実はこれって、いろいろ意見が分かれるものでしょう。
ですが、激しいセックスで気持ちよくなれないのは、あなたの問題ではありません。
実はこれって、気持ちよくなるには、状態が整うことが必要なんですよ。
男性がこれを知っておかないと、同じ激しいセックスだったとしても、あるときは『痛い!』となって、またあるときは『気持ちいい…』とシーソーのように結果が揺れ動くんですよ。
女性ごとに異なった感度の状態を、まるでサーモグラフィーか、折れ線グラフのように状態が変わっていくのを見定めなければならないので、ぼくもいまだに、かなり集中して考えるところではあります。
そこでこの記事では、その仕組みをやさしく分解しながら、あなたの身体が本来持っている快感の回路をどう再起動すればいいのかを、一緒にお伝えします。
どれ、ちょっとパイプを吹かすかな…(すぱー)
それではこのなぜかについて、椅子に座ってじっくり読んでくださいね。
【結論】激しさ=快感ではない理由
結論として、激しい刺激で感じられない女性がたくさんいるのは、脳と身体のモードが快楽モードに切り替わる前に、刺激が来すぎてしまうからです。
これって、ストレッチと同じなんですよ。
真冬に外から冷たい風が入ってきているのに、床に座って、両足を大きくひらかされたあなたが、寄宿舎の超厳しい寮母さんから、「ほら、胸が床につくまで体を前に倒して!」と背中をぐーっと押さえつけられたら…どう思いますか?
「腰、壊れる…!」と思いますよね?
筋トレに取り組んでいるぼくも、こんなありえないレベルの指導を見せられたら、「科学的根拠なしの素人トレーニングはやめろ! 筋を痛めるぞ!」って止めに入ります。
もしするのであれば、温かい部屋で、事前にラジオ体操か、ちょっとしたランニングで体を温めて、体がやわらかくなってするのが、確実でしょう。
つまり、緊張しているのに無理やり外部から力を加えられても、スムーズに反応しないんです。
だから、いきなりの激しいセックスで「痛い…!」と感じるあなたの身体は、正常な反応をしています。
体が硬い状態で無理やりされたら、当然ですがあなたの脳と体は『危険信号! 逃げる準備をせよ!』と反射的に緊張することで、刺激から逃れるために『痛み』として認識するようにスイッチが切り替わります。
この「守らなきゃ」状態では、どれだけ激しくされても気持ちいいとは感じられないのです。
なので、最初にいきなり強い刺激が来たら、すぐに逃げられるように恐怖心とセットで『痛み』を感じることで、素早く逃げる体勢を取るように体がサインを出す仕組みが備わっています。
これはあなたに欠陥があるんじゃないですよ。
生物学的に見て、『正常』なことなんです。
なぜ激しいセックスだと『痛み』や『緊張』が強くなるのか?
いきなり激しいセックスをされたときの状態を、解剖学的に基づいて、なおかつタイムラインに沿ってご説明します。
挿入の段階でリラックス、つまり力が抜けていないと、膣周辺から肛門付近まで覆っている骨盤底筋群がカチカチに緊張しています。
女性の体は日によって反応がまったく違うので、その日の体調や心の状態が少しでもずれていると、同じ刺激でも極めて痛みに寄りやすい状態に陥ります。
例えば、自分で脇をくすぐっても、全然平気ですよね?
自分で『コレカラワキヲクスグルンダ』と脳内メッセージ(かはともかく…)が走っているので、事前準備でこれから指の触れる位置や速度もトレースされているからです。
だから、なんとも思わないのです。
でも、突然友達がくすぐってきたら?
どうなるのかわからないけれど、乱暴されることはないのがわかっている(安心だとわかる)けれども、不規則に弱い刺激がやってきて、我慢できずに笑ってしまうでしょう。
これが、緊張の溶けているときの刺激の効果です。
余談ですが、ベッドでの愛撫や気持ちいいセックス中に脇を刺激され続けることで、乳首が感じるようになったり、脇が性感帯になる方もよくいます。
ブラをつけるときに、乳首がうずいてイキそうになったと、お叱りを受けることもありますけど、今後気持ちよくなってしまうのは我慢していただかないといけませんね。
それはともかく、完全にリラックス状態になった上で、脇に刺激を受けることで、刺激=気持ちいいと、頭が記憶するからです。
つまり、あなたが激しさで気持ちよくなれなかった夜は、『身体のスイッチが入る前に刺激が来た』だけで、あなたの感度や魅力の問題ではありません。
女性の膣は、興奮しきる前は乾燥しやすく、筋肉も硬い状態なのは、自然なこと。
副交感神経は、落ち着いたとき、信頼を感じたときに、よく働きます。
この状態になって初めて、膣壁がやわらかくなって、おへその下が熱くなったり、太ももの付け根がうずうずとしてきたりと、快感の波が伝わりやすくなります。
これとは逆に、激しくされると身体はびっくりして固く防御体勢を取ります。
驚くと交感神経が優位になって、筋肉がしまる。
そして、しまった状態での刺激は痛みに変わります。
これが『激しい=気持ちよくない』の理由なんですよ。
つまり、「前の彼女はこれで気持ちよかったのに!」と言われても、それは男性が女性の体に関して「はい、俺は女性の体について何も考えたことがありません」と無知を自白しているだけ。
あなたが悪いのではありません。
激しいセックスオンリーの最中にはどんなことが起こってる?
ロクな前戯もなしの激しさばかりが強いセックスをされると、多くの場合、脳内では興奮と緊張ばかりが優位になります。
このとき、あなたの気持ちはどうなるのか?
…結論は明白です。
『混乱』や『パニック』状態を引き起こします。
めっちゃ乱暴ですけど、本当はヒモをつけられているのに、あなたにそれを知らされずに、いきなり崖から突き落とされるようなものです。
ヒモがピンと張るまでは、間違いなく異常なほど心臓が脈打って(血圧上昇)、混乱するでしょう。
筋肉の収縮も起こるので、絶叫が出たり、手足がガクガク痙攣することも多いでしょう。
でもこれは、あなたの体の悲鳴が、強烈な行動に変換されているサイン。
要するに、第三者視点では、確かに見た目の動作は驚くほど強烈で、気持ちよさそうに見えます。
でもそれは外側からは『そう見える』だけであって、本人以外には判断することは不可能。
「激しくすれば気持ちいいんだろう」と思っている男性とセックスした場合、おそらく男性視点ではあなたの動作がすごいことになっているので気持ちよく見えるけれども、あなたにとっては「なんか頭が真っ白になったけど、最悪だった…」と落ち込む可能性が極めて高いです。
緊張や不安がともなった行動は、頭の中でそのときの感情とセットで写真のように鮮明に記憶されるので、落ち込みが常に再現されてしまうのです。
強烈に激しいセックスだけされると、強烈な刺激が走っているので、呼吸が早くなったり、頭が熱くなったり、怖いとか心臓のドキドキが止まらない状態になって、手足がガクガク震えたりはします。
でも、「焦ってる感じ」「置いていかれてる感じ」「気持ちよくなる前に終わる」
こんな感覚になりやすい。
体は反応しても、心が興奮していないからです。
※これについては、別記事で語っています。
あなたがそう感じたなら、それは合ってないセックスのサインでしょうね。
感じている女性の身体では何が起きているのか
あなたの気持ちがほぐれてくると、じんわりと体の内側から「これ、なんかふわふわするかも…」という波が広がっていくはずです。
それは外から見て判断できるものではなく、本人にしかわからない繊細な変化です。
このモードに入っていないと、強い刺激は『パニック』を引き起こす要因にしかなりません。
というか、これに入っていない状態でどんな刺激をされても、中イキや腹イキには至りません。
体の状態や相手との呼吸がかみ合わないので、無理にされるのは、あなたの体にとって負担が大きいだけで一利なしなのです。
でも、あなた自身が自分の体の状態を知っておくと、気持ちよくしてくれる相手を見つけやすくなります。
体の内側からの波が出る状態に入ったら、低い声が出たり、手足が痙攣したりしても、リラックスがベースになった快感なので、「ふわふわした感じ」とか「体が浮いてるみたい」と言われるわけです。
もしあなたが「セックスするときは、ムードが大事だよね」と思っていたら、それはこの『安心』が必要だと、直感で理解していることになります。
本当に気持ちよくなるのは“身体の中のスイッチ”が入ったとき
あなたの身体の中には、
- 安心のスイッチ(オキシトシン)
- 興奮のスイッチ(ドーパミン)
主にこの2つがあります。
この2つの波を順番に受け止めたときに、『本当の快感』というスイッチ(エンドルフィン)が初めて、目の前にあらわれるのです。
激しさだけに足りないのは、安心と満足のスイッチです。
あなたが遊園地に行って、観覧車の前に立っている白塗りドーランのピエロに観覧車に乗りたいと言ったとしましょう。眼下の風景は、とてもきれいでしょうから。
するとそのピエロが笑いながら、「この観覧車は、突然床に穴があくかもしれません。地上を眺める分にはちょうどいいかもしれませんけどね」と言ってきたら?
ジョークなのか、本当なのかわからずに、めちゃくちゃ不安になるでしょう。
『安心』が半径10cmの円としたら、激しいセックスはその『安心』の中に含まれた半径3cmくらいの円みたいなものですかね。
安心できない状態だと、見た目は興奮するかもしれませんが、たとえどれだけ刺激が強くても快感になりにくいどころか、激痛に見舞われることもあります。
快感は、説明しにくい内的な波のようなもので、相手が無理に作るものではなく、ふとしたタイミングで自然に湧くものです。
激しさを求める男性の多くは女性の内側を知らない
世の中の男性は『強くすれば喜ぶ』と思ってしまう。
それは男性自身の体が、強い刺激を受け取れば受け取るほど、強い快感を覚える仕組みになっているので、女性も同じだろうと考えて押しつけているからです。
あなたが感じない日が続いても、責任はあなたのせいではありません。
確かに女性は生理もあったり、体調変化が強く出るので、毎回同じことで気持ちよくなれるわけではありません。
しかし、女性の身体の説明書を読まずに扱う男性側のミスの方が、圧倒的に多いです。
正しく扱われると、体の内側から感じられる:まとめ
今回の記事はいかがだったでしょうか。
これまで激しいセックスで気持ちよくなれなかったのは、決してあなたのせいではありません。
むしろ、あなたの身体は、優しく扱われたときに最大限に快感を覚える仕組みをすでに持っているんです。
それを知らずに(見らずに)、アクセルだけ踏む男性が多すぎるだけです。
あなたがまず必要なのは、激しい刺激よりも、安心のほうです。
安心が先にあれば、女性は誰でも自然に感じるようにできています。