はい、かずきです!
今回は、中イキと外イキのイク種類が違うことの解説をします。
ぼくにご応募された女性でも、外イキ(クリイキ)と中イキは、同じイクだけど深さが違うだけ、と思っている方がしばしばおられます。
確かに、どちらも同じ『イキ』とあるので、文字に引っ張られてしまうのも無理はありません。
女性誌でも、体の内側から云々書かれていて、なおさら「どうしてだろう?」と頭に?マークが浮かんでしまいますよね。
しかし、中イキと外イキは、イク=オーガズムを迎えるまでの仕組みが明確に異なるのです。
今回の記事をご覧になれば、中イキと外イキの種類と快感が異なり、なぜ中イキが圧倒的に深い快感を味わうことができるのか、すんなり理解できます。
なお、この記事はぼくの個人的な体験も過分に入っており、おそらく『YMYL』に該当するので、グーグル検索に引っかかるのかかなり怪しいことを告げておきますね。
それでは、ご覧ください!
中イキと外イキの違い
大前提として、中イキと外イキは、快感を覚える神経の種類が異なります。
中イキは主に迷走神経。
外イキは陰部神経。
どちらも、女性がオーガズムを感じる起点の仙骨や仙推を経由するのですが、神経の通っている範囲がまったく違うのです。
図をパク…拝借すると、検索エンジン経由でお叱りを受けそうなので、文章にします。
迷走神経とはなんぞや?
迷走神経は、女性器から腹部、脊髄全体、首、眼球、耳、鼻、舌、指先まで、体の動作全体に関わっている神経です。これ、心臓、胃、肺など内臓全体にもまたがっているんですよね。
ひとつの神経が、あなたの足を除いた体の至るところに張りめぐされています。
例えると、植物の根っこみたいなものでしょうか…(適切ではないですが)
この神経は、ぼくたちの脳のもっとも深いところ、いわゆるトカゲの脳と呼ばれる偏桃体や記憶をつかさどる海馬に直接接続されています。
ぼくたちがゆきだるまに触れて冷たさやさくさく(?)とした感触を覚えたり、あつあつのフレンチトーストの熱さや味など、外部からの圧力などの反応を受けると、迷走神経を介して脳に刺激が送り込まれて、脳が味や形など、さらに分解した刺激を感じて、「〇〇は熱くて硬いんやな!」というプロセスで『五感』を理解できるわけです。
この反応が誰もが等しいものではないことを複雑に考えると、ソシュール(言語の公理を設定したフランスの言語学者)のシニフィエやサリバン(統合失調症の原因追求と治療に尽力したアメリカの精神医学者)を持ち出したりと、とても収拾がつかなくなるので、ここで終わりますね。
※味に関しては、舌の付け根部分の咽頭部に迷走神経が関わっています。
よーするに、刺激を受け取る神経だと理解してくださいね。
陰部神経とはなんぞや?
陰部神経は、女性器周辺から肛門(いわゆるアナル)まで骨盤底筋群を介して広がり、数本が仙骨までつながっている神経です。
下はざっくり、太ももの付け根くらいまで広がっていますね。
トイレでのお花摘み、潮吹きしちゃうときの筋肉が可動するときの反応します。
また、股の筋肉に直接つながっている=血流と神経が密なので、陣痛の痛みを押さえるときはここに局所麻酔を打つことで、分娩時の痛みの大部分をカットしているのです。
※詳しくは産科関連の書籍をご覧ください。
よーするに、お股からお尻側の腰の辺りまでの刺激を受け取る神経です。
神経の違いと快感の種類
迷走神経と陰部神経の違いが、まさに快感の種類の違いにもつながっています。
これが、中イキ経験のある女性が「全身がふわふわして気持ちいい」とか「気持ちよさが全身に広がる感じ」ということの答えになっているのです。
外イキ(クリイキ)は、神経が密になっているけれど、その大部分は腰より下から太ももの付け根の上辺りに限定されており、刺激が脊髄経由でしか脳に伝わらないため、刺激が快感に変わる分を超えてしまうと、痛くなったり、疲れてしまいます。
中イキは、神経が特にほぼ上半身すべてに広がっており、刺激を受け取る脳にリンクしているので、手足が痙攣したり、涙が出てしまったり、よだれを垂らしてしまったり、お腹が激しく波打ってしまったりと、体全体で絶頂を迎えてしまうわけです。また、一度体が中イキを覚えると、以降も中イキができるようになるのも大きなメリットです。
ちなみに、子宮を摘出した患者や脊椎損傷者も膣内での絶頂を経験できることから、刺激が直接脳に入っているのは疑う余地がないでしょう。
中イキの快感が圧倒的に深いのも納得できますよね。
快感を覚えるための刺激方法
では、肝心の刺激方法について説明します。
といっても、すぐにわかるでしょうが…
外イキ(クリイキ)で気持ちよくなる方法
単純明快、クリトリスに優しく触れてください。
クリトリスには、神経が10000本以上集中しているので、強めに触れるとキャパオーバーで痛みを感じてしまいます。
早い方だと、小学生の頃、机の角でびりっときた経験があるでしょうが、当初はそれが快感なのかよくわからなかったはずです。実は男性も同じなんですが、だんだん慣らして、自分にとっていいペースですることで、開発が進んで快感を覚えていきます。
注意として、クリトリスオナニーは確かに気持ちいいでしょうが、これは子宮を降ろして中イキするための下準備に過ぎないので、あまり強い力でオナニーしないようにしてください。
特に、TARAなどの吸引と膣内Gスポットの同時刺激ばかりしていると、神経が集まっているがゆえに、いわゆるクリトリスの反応が麻痺してしまい、中イキどころか、最大パワーのバイブを直に当てても外イキができなくなってしまいます。
こうなってしまうと、禁欲して頭が快感を忘れるしかありません。
ですが、おもちゃを使えば素晴らしい快感が得られると体が学習しているので、なかなか治せないでしょう。
中イキで気持ちよくなる方法(自己開発)
大前提として、自己開発で中イキするのはかなり難しくなっています。
理由として、中は見えませんよね。
また、膣内はセックスするときの挿入でもありますが、赤ちゃんが出てくる通路なので、そもそも膣の表面は刺激を感じにくくなっています。そうでないと、出産時に母体が耐えられません。
つまり、膣壁を圧迫する必要があるのです。摩擦ではありませんよ!
自己開発では、自分の指も届くGスポットを刺激することになるかと思います。
これは膣内に指を入れて、指の腹でクリトリスの裏側を探って、気持ちいい部分があったら、その部分から指を離さずぐりぐりと指圧してみてください。
自分自身の体をくすぐってみてもなんともないのと同様、なかなか感じにくいでしょうが、トライしてみる価値はあります。尿意を催してきた場合、それはGスポットより少しずれた位置を圧迫して潮吹き準備に入っているかもしれません。ご注意を。
指に慣れてきたら、バイブやディルドも使ってみましょう。
相当センスがあれば、自己開発可能ではありますが、個人の体質にもよるので誰もが自己開発できるわけではありません。
外イキと中イキの快感の違いについて:あとがき
今回は、外イキと中イキの快感の違いについて解説しました。
気持ちよさが違っているとは知っていても、なぜかまでは知らなかった方が多いのではないでしょうか。
もちろん、もっと詳細に専門用語を使いまくれば、さらに細かく眠気を催すほど解説することができますが、そこまで難解な説明は要りませんよね。
さらっと自己開発方法も書いていますので、参考にしてみてください。
外イキ→中イキの順番で覚えると、あなたのセックスが楽しく、幸せなものになりますよ!